社会貢献活動
災害復興
倉敷市消防局へ ポンプ搭載の消防車両2台寄贈
2018年 VOL.106
平成30年11月15日、トーハツ防災営業部が保有していた消防車両2台に可搬消防ポンプを搭載し、岡山県倉敷市消防局に寄贈。感謝状を受領いたしました。
本車両は、平成30年7月に発生した西日本豪雨により、町全体が水没、消防車両8台が被災した倉敷市真備町の玉島消防署真備分署に配備の予定となります。
復興支援などの活動に尽力されている方々に深く敬意を表しますとともに、被災されました皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
(防災関西/小鷹)
倉敷市公式ホームページ
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/item/119853.htm#itemid119853
Tohatsu America Corporation(TAC)が被災地にて救援・救護活動
2018年 VOL.103
米国のボーティング・シーズンが盛り上がる8月にハリケーン・ハービーがテキサス州を襲いました。ハリケーン・ハービーはテキサス州南東部に大規模な洪水災害をもたらし、その洪水面積は25,000平方キロメートルと、“1,000年に一度”の規模とも言われました。
そこに一瞬の迷いも見せず飛び込む者がいました。Tohatsu America Corporation(通称TAC*)のナショナル・サービスマネジャーであるジョン マイケル氏は、被災地の雲行きが悪くなった当日に船外機、ボート、ガス、飲料水等、必要と思われるものを直ちにかき集め、そしてTAC関係者の有志を集め、災害地であるヒューストンへ避難救助そして救援物資の配布の為、ボランティアに向かいました。
“ニュースで確認していたが、実際に見る被害は想像以上であり、大型トラックが完全に水没している等、今までに見た事が無い最悪の光景であった。”とジョン氏は云う。ジョン氏一同は計3日間のボランティア活動に当たり、
その後TACは$5,000(55万円相当)を被災地の再興の為、米国赤十字社に寄付。TAC一同、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
*TACは災害地から約450キロメートル離れているテキサス州ダラスに位置するトーハツ株式会社の販売会社であり、北米・カナダへのディストリビューションを務めています。
(TAC/佐藤)
2017年 熊本ボートショーin三角 ~ がんばっています、くまもと ~
2017年 VOL.102
昨年『熊本地震』により中止となった『熊本ボートショー』今年は宇城市三角東港に会場を移し開催されました。
昨年の震災による中止から今回はマリン事業の普及、振興、市場活性のみならず、未だ復興途上の地域の方々へ少しでも元気を届けようと言う想いを胸に、関係省庁、関連団体、業界各社一丸となり、晴れて開催の運びとなりました。
当日は開演前からお客様の行列が出来るほど、来場者数は2日間トータル2,876名、この地域では、めずらしい賑やかさとなる大盛況でありました。主催者側も予想をはるかに超える来場者数に驚きつつ、満面の笑みを浮かべ対応にあたっておりました。
熊本はトレーラを活用できる環境に恵まれており、トレーラブルボート、ミニボートファンが大変多い地域であります。
当社は4ストローク50馬力を搭載した17フィートレジャー和船TFW17Rをトレーラに搭載し展示を行いました。17フィートと程よいコンパクトボディーにスタイリング、高い機動性と更にお手軽感から、ミニボートファンの方々が、足を止め、質問されるなど、販売店、スタッフ共々、大忙しな2日間でありました。ミニボートからステップアップを目指されるお客様は、見積り片手に熱心に質問され商談もたくさんあり、成約もいただくなど、盛況のうちに閉幕致しました。
ご支援いただきました関係各位に心から御礼申し上げとともに、熊本地震で被災されました方々の早期の復興をお祈りいたします。
(西日本販売課/田中)
久留米広域消防本部様へ地震体験車納入
2017年 VOL.101
昨年4月近隣の熊本県・大分県で相次いで地震が発生、九州地区ではめったにない地震が発生 想像を超え被害を及ぼしました。経験と教訓を生かした訓練、震災などの模擬体験や震度ごとの揺れ地震の迫力ある臨場感を直接体で体験できる車両です。災害に対する日頃の備えを充実させることを目的として、多くの方々に体験して頂き高まる防災意識を実感して下さい。
今回のご採用いただきました久留米広域消防本部様並びに(有)筑邦トーハツ商会様には厚く御礼申し上げます。
(防災九州/荒田)
おおさき産業フェア2015〜水陸両用車展示~
2016年 VOL.97
去る10 月23 日(金)~24 日(土)に宮城県大崎市の大崎市古川総合体育館にて「第6回おおさき産業フェア2015」が行われました。
(株)古川ポンプ製作所様のブースの一部をお借りして水陸両用車の展示をさせていただきました。9月の台風18 号による河川が氾濫したニュースはご存じのことと思います。大崎市も被害を受けておりその影響もあってか来場された方からは「これは、レスキューに使える。」などの声を多く聞くことができました。
また、同ブースではVF21BS を使用して放水体験なども行っており、消防・防災に対する意識を高める事が出来ました。
今回、出展に対してご協力していただきました(株)古川ポンプ製作所様には厚く御礼申し上げます。
(消防車両課/白澤)
災害に備えて
2014年 VOL.93
近年、毎年のように各地で発生している水害。この自然災害で、多くの尊い命が失われています。この被害を最小限に食い止めるべく、最前線で活動してくれているのが消防隊員の皆さんです。日頃の厳しい訓練があるからこそ、過酷な災害現場でも適切な救助活動が可能となります。
7月4日に開催されました水難救助訓練では、私たちトーハツも一緒に参加させて頂き、共に訓練を行って参りました。しかしながらこの訓練、いつもと少し様子が違うようです。実は今回、志村消防署(東京都)と戸田消防本部(埼玉県)との初めての合同訓練だったのです。生憎小雨の舞うコンディションでしたが、志村、戸田両消防署長より、合同訓練を行うことで、災害発生時においても迅速かつスムーズな対応を可能としたいと、今回の訓練にかける熱い思いを込めて挨拶が行われ、訓練のスタートとなりました。
先ずは各署の資機材の案内から始まりました。消防署が変わると、資機材の内容も異なり、インフレータブルボートがあったり、アルミボートがあったりと、両消防隊員のみなさんも多少困惑気味でした。その後、各資機材の簡単な取扱い説明が行われ、いよいよボートを水面へ移動させ操船訓練の始まりとなりました。最初はオールを使い手漕ぎでボートの感触を掴んでいきます。徐々に慣れていくと、船外機での操船となります。最初は慣れない船外機の操作にぎこちない隊員の皆さんでしたが、徐々に感覚を掴み、終盤は見事なハンドルさばきで訓練をこなしていました。訓練の締めくくりは、溺水者の救出です。水面の見える溺水者と水中探索溺水者の2つの救出パターンで行われました。
私たちトーハツチームは、ボートで航行中溺水者を発見し、救出するというシチュエーションのもと、水面のケースを担当。溺水者に扮した消防隊員へ向かって救命浮環を投げ入れ、見事救出成功しました。
水中のケースでは溺水者を見立てた模型が使用され、潜水機材を着用した隊員が捜索に当りました。実は今年の4月から水難救助隊が発足した戸田消防本部では、今回の訓練を心待ちにしていた様で、来たる災害に向け熱心に訓練に励んでいました。潜水から5分程経過後、見事溺水者を救出し訓練も無事終了となりました。
訓練に対するこの直向きさが日頃の私たちの暮らしを支えていると思うと胸が熱くなると共に、それに使用されている船外機を製造・販売している事に携われる自分を誇りに感じる事が出来た貴重な時間となりました。
(マリン課/藤川)
「災害時における資器材の調達に関する協定」を締結
2014年 VOL.92
東京消防庁志村消防署(原 修消防署長)様とトーハツ(株)(金子 満代表取締役社長)との間で、平成26 年1月30 日(木)に「災害時における資器材の調達に関する協定」を締結し、震災や水災などの大規模災害発生時に、トーハツ(株)本社(板橋区小豆沢3丁目)で保有する消防車両5台・可搬式動力ポンプ6台を含む同社の消防用資器材を消防部隊に提供する協定を締結しました。
締結に際し、原消防署長は、「大規模災害発生時の消防力強化につながり、区民の皆様にとっても大変心強い協定になります。」と話しました。トーハツ(株)は、区民の皆様の安心・安全のために、できうる限り協力させていただきます。
(防災営業部)